0時の角 こぼれ砕けた


何度も何度も言ってきたけれど、わたしは感傷的になると煙草を吸う癖がある。

煙草を吸い始めた理由は寿命を縮めたかったからであり、それは叶ったのかなんなのか喘息という形で現れた。といっても常に苦しめられてる訳ではなく、風邪をひいた時や体調が悪い時に悪化する程度で、普段の生活に支障はない。普段の生活に支障をきたしているのは自分の脳みそだとか自分の人生そのものの方である。それを喫煙でかき消している。好きな音楽を聴きながら窓を開けて吸う煙草は格別である。かっこつけてるというよりはそういうスタイルが大切なのだ、感傷的な気持ちに入り切るために。孤独を深めるために。

今年わたしは23歳になってしまう。もう立派なおとなだなぁとしみじみ思う。心の中ではいつまでも大好きだったあの人がいた20歳の頃のままなのに。何度も恋愛をしようとしてはあの人に勝てずに、何人も傷つけてきた。この先も何人も傷つけるなら自分だけが傷つき続ければいいと思うし、1人でいろいろなことをしすぎて1人で人生楽しめちゃっているからもういいやと思う。もういいんです。

恋愛しなきゃ、結婚しなきゃ、子孫を残さなきゃ、そんなこと「わたしの人生」には必要ない焦りなのです。たぶん。今はそう。

男の子と遊ぶ時もちゃんとあって、隣に歩けば手を繋ぎてえ〜と性欲?が湧き出てくるけど、それは別に付き合いたいということでは全くないので手を繋いだら負けなんですよね。誰とも付き合いたくないので。付き合ってるっていう制約がもう無理。自由に生きていたい。寂しいとか悲しいとか言わないでくれ、これはわたしの問題なんだ…。うぅ…。